拡張アート:Vesuva
拡張アート:Vesuva
拡張アート:Vesuva
お久しぶりです。今回はVesuvaの拡張アートについて書いていきます。
まずはいつも通り黒いジェッソで枠を塗り潰していきます。(写真1)
カード名やカードタイプの辺りをマスキングするのが面倒になったので、テキストボックスのみマスキングしました。
塗る面積が増えて、見栄えも多少良い気がします。
文字はあとで掘り起こす予定です。
次に、大まかな色を塗っていきます。(写真2)
紫や黒、白や青でなんとなく雰囲気を合わせます。
気分的にはこれで大体完成です。
そして空の色を合わせつつ、細かいところも描いていきます。(写真3)
右奥の水平線の構造物は、空の色に使った紫をグラデーションメディウムで薄めて描きました。
左の構造物は、真ん中の車輪のような塔を参考にしつつ黒多めの緑で。
水面には影も入れます。
と、ここで空の色が合ってない(青っぽい)ことに気づき、また調整することにしました。
今回はここまでです。

拡張アート:スキジリクス
拡張アート:スキジリクス
拡張アート:スキジリクス
EDHでスキジリクスを組んだので自分用に。
細かいところは前に買ったペンで描いてから、絵の具で描くと良い感じですかね。
白いぼんやりした光が難しかった。
あとはマスキングの雑さと、文字抜きの削りの甘さが課題…。
拡張アート極楽鳥
拡張アート極楽鳥
拡張アート極楽鳥
随分時間がかかってしまいましたが、久しぶりに1枚完成まで漕ぎ着けたので過程を記録しておきます。
極楽鳥です。
植物の色は濃い緑(フタロシアニングリーン)をベースにしようとしたら、なんだか色が違いすぎて結構苦戦しました。
濃い緑に黄土色、黄色、白を混ぜたらちょうど良い色合いに。
あと何ヵ月か置きっぱなしだったので、マスキングテープがベトベトになってて剥がしづらかったです。
早くEDHのメーレンに入れたいですね。
拡張アート呪文捕らえ:③描き込み〜完成
拡張アート呪文捕らえ:③描き込み〜完成
拡張アート呪文捕らえ:③描き込み〜完成
絵の具は乾くとイメージと違う色になるので、そこを踏まえて塗っていきます。
背景の色をしっかり塗ったあと、手前のモヤや光を入れていきます。
また、ペンなどを使うと細部の描き込みが上手くいくと教えてもらったので、今回ランプの扉の影にはNeoPicoLine0.03を、扉の反射光や光っている霧には白いペンを用いました。
少し描いてすぐにティッシュで拭くと淡く、指でぼかすと周りと馴染んでぼんやりします。
描いたらキリのいいところで数十分乾かして…を繰り返します。
つまようじを使って文字抜きも仕上げましょう。

最後にサインなどを入れて描き終わったら、そっとマスキングテープを剥がします。
テキストボックスに沿ってデザインナイフで軽く切り込みを入れ、つまようじで端をめくり、ピンセットで引っ張っていくと丁寧に取れます。

ここまで出来たら、仕上げにマットスプレーをかけます。
カードをおもりに留め、水平にしてスプレーします。
自分は、ペンや消しゴムを入れた空箱に、輪っかにしたマスキングテープでカードを少し浮かせて貼っています。
傾くと多すぎた時に液体が端に流れて盛り上がってしまったり、床や台紙に置いておくとくっついてしまうのでこうしています。

乾いたら完成です!
お疲れ様でした。

拡張アート呪文捕らえ:②下書き
拡張アート呪文捕らえ:②下書き
下地が出来たら、近い色を近い場所に合わせるようにして、ざっくりと色を塗っていきます。
根気よく、少しずつ絵の具を混ぜながら似たような色を作っていきます。
今回は白黒赤青紫を使いましたが、この辺の加減は人によると思います。
ぼんやりした光の部分は、指で軽く擦ってぼかしたりしました。
あまり内容がないのですが、次からは細かい部分を描き込んでいきます。
拡張アート呪文捕らえ:①準備〜下地
拡張アート呪文捕らえ:①準備〜下地
拡張アート呪文捕らえ:①準備〜下地
今回は、よく予見者を捕食する姿を見かける、呪文捕らえ君の拡張をしていきたいと思います。
範囲はテキストボックス、スピリットとか書いてあるところ、P/T以外で、名前とシンボルのみ文字抜きをします。
下地は削らず、ジェッソのみで行います。

まずは台紙となるカッターマット、そこにマスキングテープで張り付けた呪文捕らえ、黒いジェッソ、紙パレット、つまようじ、筆、水の入った瓶を用意します。[写真1]

裏はこんな感じに貼るとズレにくいです。[写真2]

6mmのマスキングテープでスピリットとか書いてあるところとP/Tを、太いマスキングテープでテキストボックスを覆います。
マスキングのフチをデザインナイフなどで綺麗に切ったら、今度は拡張したい範囲をジェッソで塗っていきます。
ジェッソは水で薄めたりせず、そのまま使います。
また、使った筆は水に浸けておき、ふたを開けたジェッソはすぐにふたを閉めましょう。乾くと大変です。

この時、ジェッソは薄く均等に塗りましょう。
ある程度乾いたら、つまようじで少しずつ、一度は塗り潰してしまった名前とシンボルを掘り出していきます。(軽く、文字の場所がわかる程度に)[写真3]

これで乾けば下地は終了です。
次からは絵の具で色を塗ります。
拡張アートの道具
あくまで一例ですが、これから拡張アートを始める人の参考になればと思い、書かせていただきます。


⭐リキテックス(Liquitex)カラーセット ソフトタイプ 12色
アクリル絵の具の一つ。黄色いキャップの「乳液タイプ」と書かれたもの。
凹凸になりにくく、拡張アートに適している(と聞いて買った)ものです。
12色でも全然足ります。
そのままだと乾きやすく、時間との闘いになります。かと言って水で薄めて使うとカードの表面に弾かれて塗りづらいので、後述のグラデーションメディウムというもので薄めて使っています。

⭐リキテックス(Liquitex) グラデーションメディウム
薄塗り用遅乾剤。
絵の具が乾きにくくなります。
色を薄めるのにも適していますし、とにかく重宝。
ただ、あまり大量に使うと塗った部分の絵の具も溶けて剥がれるので注意。

⭐リキテックス(Liquitex) ブラックジェッソ
黒色地塗り剤。
最初に塗っておくと、上から絵の具が塗りやすくなります。
カードを削る方法の代用になるのでしょうか?
ただ、薄い白色系を上から塗るとジェッソの黒色が透けて見えるのが難点です。
黒系の背景のカードの拡張には適しているでしょう。
黒色絵の具でも代用できるでしょうが、ジェッソは乾きやすく、凹凸になりづらく、そして剥がれづらいので、絵の具の黒よりは使いやすいと思います。
なお、白色のジェッソもあるようです。(自分は持っていませんが…)

⭐マスキングテープ 6mm、その他
6mmはMTGのカードの諸々の枠を覆うのに最適なサイズ(と聞いて買いました)。
名前、P/Tなどがピッタリ覆える実際丁度いい幅だと思います。
もっと太いのがあるとテキスト欄を覆う時、カードを固定する時に役立つので、1cm以上の幅のものもあると便利です。

⭐デザインナイフ
小回りの利くものなら大丈夫でしょう。
マスキングテープを貼って枠の形に切るとき、そしてマスキングテープを剥がすときに使います。

⭐筆
水彩画用のものを使っています。
何でもいいですが、自分はインターロン(形状記憶)の筆を使っています。
水を入れた瓶に筆を差したまま数日間放置…をやってしまうと、筆先が曲がってしまう。うわマジか…
そんな時にインターロン筆なら、熱湯に浸ければ元に戻ります。(ステマ)
実際何でもいいです。
1本あれば十分ですが、予備、もしくは太さ違いということで複数あってもいいでしょう。
筆には平筆と丸筆がありますが、自分は丸筆を使っています。
細かい部分を描き込みやすいです。
大きさは、1/0号?というものを使っています。
画材屋さんの筆コーナーに並んでる一番細いものを買えば大体丁度いいと思います。

⭐洗筆用の瓶
水、筆を入れても倒れない瓶なら何でもいいでしょう。
自分はサルサソースの空き瓶を使っています。
色を大幅に変えるとき、そして、絵の具の付いた筆をそのまま放置しておくと絵の具が固まって取れなくなってしまうので、それを防止するために筆を水に入れておきますが、そういうときに使います。
いちいち筆を洗って乾かしておくのが面倒な人は、次に使うまで筆は水に浸けて放置。

⭐パレット
紙パレットが断然オススメです。
使い捨ての紙が数十枚綴りになっているので、気軽に使って捨てられます。
陶器やプラスチックを使うなら、素直に毎回洗うのが吉。

⭐リキテックス(Liquitex) マットスプレー
仕上げにかけるものです。
拡張部分と地の部分の境目が目立たなくなり、これがあるとないとでは完成度が違います。
屋外で使用しましょう。

カッターマット
自分はカードをカッターマットに固定して絵を描いています。
これじゃなくてもいいですが、厚みがあって、汚れても構わなくて、マスキングテープを貼ったり剥がしたりするのが楽な台紙があると便利。

つまようじ
いつだって便利です。
カードを傷付けない程度の鋭利さで、使い捨てられる。
マスキングテープを剥がすとき、はみ出した絵の具を剥がすときなどに使います。

ピンセット
あると便利です。
マスキングテープを剥がすのが結構至難なので、そっと一定の方向に剥がすときに使います。

以上です!

あとは、これらの画材を画材屋さんに買いに行くだけです。
自分は秋葉原が近いので、TOOLs御茶の水(トゥールズおちゃのみず)という店舗に行ってます。
御茶ノ水駅から近い、御茶ノ水美術学院の手前です。
1階で絵の具や筆、2階でマスキングテープやデザインナイフなどが買えるはずです。

それでは。

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